こんにちは、管理人のTONです。
この記事では、MBTI診断という「世界の50ヶ国以上で採用されている権威のある性格診断」について解説します。
このMBTI診断は、アメリカで最もポピュラーな性格診断で、あのAppleやAmazonといった大企業も採用している性格診断です。
自分の性格を知ることができれば、適した職業や生き方など、これからの人生に大いに役立つはずです。
では、早速MBTI診断について詳しく解説していきます。
Contents
MBTI診断とは?
簡単にいうと、世界中で使われている性格分析ツールですね。
ユングという心理学者の理論を、マイヤーズさんとブリッグスさんという二人の母娘が発展させたものです。
アメリカでは広く親しまれているもので、日本でいう血液型診断みたいなものですね。
人の性格を16のタイプに分けて、自己分析、他者理解を目的とするものです。
まだしたことのない人は、とりあえず下記のボタンを押して、診断してみましょう。
※MBTI診断の公式サイトに飛ぶのでご安心ください。
MBTI診断の方法
性格のタイプを分類する際に4つの軸が重要になってきます。
- E(外向型) or I(内向型)
- S(感覚型) or N(直感型)
- F(感情型) or T(思考型)
- J(規範型) or P(柔軟型)
これらの軸を組み合わせて、合計で16個の性格タイプに分類するのがMBTI診断の方法というわけです。
では、それぞれ簡単に解説していきますね。
E(外向型)とI(内向型)について
EとはExtravert、IとはIntrovertの略称であります。
つまりは、「外側に意識が向くか」「内側に意識が向くか」の違いというわけです。
E(外向型)の特徴として以下のようなものがあります。
- 社交的な場合が多い
- 好奇心が強い
- 目立ちがり屋
- 休日は外出してリフレッシュ
I(内向型)の特徴としては以下のようなものがあります。
- 内気な場合が多い
- 慎重で控えめ
- 恥ずかしがり屋
- 休日は家でのんびり
勘違いしやすいのが、E型だから明るくて良い人だとか、I型だから暗くて静かな人、ってわけじゃないのです。
上記で挙げた特徴はあくまで「そういう傾向があるよ」ってだけの話なので、思い込みはやめてくださいね。
S(感覚型)とN(直感型)について
SとはSensing、NとはiNtuitionの略称です。
つまり、「五感により物事を現実的に捉えるか」「頭の中で物事を抽象的に捉えるか」の違いというわけです。
S(感覚型)の特徴として以下のようなものがあります。
- 常識や一般的な方法で問題を解決する
- 実際に、現在起きているものに注目する
- 一つのことに集中するのが得意
- 友人にするなら突拍子もないことを言わない人がいい
N(直感型)の特徴としては以下のようなものがあります。
- 独自的で思いもよらない方法で問題を解決する
- 将来に、起こるかもしれないことに注目する
- 複数のことに対応できるが、一つひとつが粗い
- 友人にするなら、細かいことを気にしない人がいい
S(感覚型)の特徴を見てみると、一般的な常識人のイメージですね。
それもそのはず、世界での全人口の75%ほどがこのS型と言われており、世の中の土台となっているタイプの人たちなんですね。
安定思考で人間社会を円滑に機能させるのに必要不可欠な人って感じです。
その逆で、N(直感型)は全人口で25%ほどなので意外とレアです。
残念ながら「レアだから凄い!」という単純な話ではなくて、言ってみれば変人や不思議ちゃんという部類になってしまいます。
しかし、N型は無機質な人間社会に”彩”を与える重要な役割を担っているのです。
文化や芸術により、社会を豊かにすることこそがN型の本質なんですね。
S(感覚型)が実用的で便利なシステムを構築し、N(直感型)が文化や芸術で心を癒す、そんな相互関係によって、世の中は成り立っているのです。
F(感情型)とT(思考型)について
FとはFeeling、TとはThinkingの略称です。
つまり、「喜怒哀楽の感情によって意思決定する」か「じっくりと考えた思考によって意思決定するか」の違いです。
F(感情型)の特徴として以下のようなものがあります。
- 友人の相談に精神面でのアドバイスをする
- 間違いを指摘するときは、遠回しに言う
- 論理よりも感情を優先する
- 対立した際に、双方が傷つかないように丸く収めようとする
T(思考型)の特徴として以下のようなものがあります。
- 友人の相談に実用的なアドバイスをする
- 間違いを指摘するときは、キッパリという
- 感情よりも論理を優先する
- 対立した際には、白黒つくまでしっかりと議論する
上記の特徴を見てみると、F(感情型)は優柔不断で頼りない性格、一方でT(思考型)は冷徹だがハッキリとしてスマートな性格に見えますよね。
これも、どっちが優秀という話ではなく、単に「意思決定をする際の判断基準の違い」を示しているものに過ぎません。
だから、「感情で判断するけど、キッパリとした物言いをするF型」や「熟考するけど優柔不断なT型」もいます。
感情でも思考でも、どっちかが100%優れているっていうことはあり得なくて、そのどっちの思考をするかを自己分析をすることが重要なんですよ。
J(規範型)とP(柔軟型)について
JとはJudging、PとはPerceivingの略称です。
つまり、「外界に対して規則やルールなどの判断基準によって接する」か「外界に対して自分の感覚によって接する」かの違いです。
J(判断型)の特徴として以下のようなものがあります。
- 準備をしたり計画的
- 急な変化に弱い
- 規則やルールを守る
- 周りの人にもしっかりするよう求める
P(柔軟型)の特徴として以下のようなものがあります。
- ぶっつけ本番
- 臨機応変に対応
- 規則やルールを守らない
- 周りは気にしない
上記を見てみると、J型は「規則を守る生真面目な優等生」、一方でP型は「いい加減で規則を守らない自由人」という印象を受けますね。
なんか、漫画やアニメでよくある主人公とライバルみたいな正反対の関係性って感じですね。
全く相性が合わないか、もしくは意外とお互いに足りない部分を補い合う良い関係になるかもしれません。
どちらのタイプにも、強みと弱みがあるので、それをしっかりと理解することが大事になります。
MBTIの16タイプの種類
上記で説明した4つの軸、それを組み合わせた16個の種類がMBTI診断の性格タイプでしたね。
それでは、実際にどういった種類があるのか見ていきましょう。
いわゆる分析家型の4種類
- 建築家型(INTJ)
- 論理学者型(INTP)
- 指揮官型(ENTJ)
- 討論者型(ENTP)
この4つが、分析型と呼ばれる”NT“というタイプですね。
では、それぞれのタイプを簡単に解説していきます。
建築家型(INTJ)
想像力が豊かで、戦略的な思考をする人です。
あらゆる物に計画を立てて、予想外の出来事を無くします。
詳しくは、下記で解説しています。
論理学者型(INTP)
貪欲に知識を求め、あらゆる物に探究心を燃やします。
その集めた知識で革新的な発明をするタイプです。
詳しくは、下記で説明しています。
指揮官型(ENTJ)
大胆で想像力豊か、そして強い意志も併せ持つリーダーです。
あらゆる困難に対処して、道を切り開きます。
討論者型(ENTP)
賢く、好奇心旺盛で常に思考を巡らせています。
知的な挑戦には真っ向から迎え討ちます。
いわゆる外交官型
- 提唱者型(INFJ)
- 仲介者型(INFP)
- 主人公型(ENFJ)
- 広報運動家型(ENFP)
この4つが、外交官型と呼ばれる”NF“というタイプですね。
では、それぞれのタイプを簡単に解説していきます。
提唱者型(INFJ)
静かで、神秘的な存在。
そして、人々に勇気と希望を与える理想主義者です。
仲介者型(INFP)
誰かのために献身的に尽くす、利他主義者。
善いことのためなら、何に対しても手を差し伸べます。
主人公型(ENFJ)
周囲の人を導くリーダー的な存在。
人々を魅了して、共に課題に取り組む姿は、まさに物語の主人公。
広報運動家型(ENFP)
情熱的でクリエイティブ、そして社交的な自由人。
常に面白く、興味のあることを探し続けている。
いわゆる番人型
- 管理者型(ISTJ)
- 擁護者型(ISFJ)
- 幹部型(ESTJ)
- 領事官型(ESFJ)
この4つが、番人型と呼ばれる”SJ“というタイプですね。
では、それぞれのタイプを簡単に解説していきます。
管理者型(ISTJ)
事実に基づいて、合理的な思考をする人物。
意見を聞く際には、最も頼りになる存在です。
擁護者型(ISFJ)
誰かを助けるためなら、どんな困難にも立ち向かう人物。
その献身性と温かさは、まるで天使のようです。
幹部型(ESTJ)
優秀な管理者であり、人や物を管理するのに、最も優れたタイプ。
上司にしたい人、ナンバーワンな人物です。
領事官型(ESFJ)
思いやりがあり、社交的な人物。
集団の中で、ムードメーカー的な役割をします。
いわゆる探検家型
- 巨匠型(ISTP)
- 冒険家型(ISFP)
- 起業家型(ESTP)
- エンターテイナー型(ESFP)
この4つが、探検家型と呼ばれる、”SP“というタイプですね。
では、それぞれのタイプを簡単に説明しますね。
巨匠型(ISTP)
実用的なアイディアを、黙々と開発するのに長けた人物。
まさに職人と呼ばれるタイプです。
冒険家型(ISFP)
独創的な発想で、人々を魅了するアーティスト。
柔軟性もあり、ユニークな発想をする芸術家的な人物です。
起業家型(ESTP)
優れた五感を持ち、賢く、行動力もある人物。
危険と隣り合わせの人生を、心から楽しむギャンブラー的なタイプです。
エンターテイナー型(ESFP)
とにかく人生を楽しもう、と考えます。
輪の中心となって、場を盛り上げる人です。
末尾に付くAとTについて
MBTI診断では、「INFP-A」や「INFP-T」のように末尾にAかTが付きます。
このAとTは、アイデンティティを表すものになります。
つまり、「能力や自己の判断に対する、自信の度合い」といったことがわかります。
では、このAとTについて詳しく解説していきます。
A(自己主張型)について
AとはAssertive(断定的)の略称であります。
- ストレスの強い
- 落ち着いている
- 悩みすぎない
Aには、上記のような特徴があります。
気分の波が少なく、他人の目を気にせずに目的を達成しようとします。
ただ、自分の能力を過信しすぎる傾向があるので、注意したほうがいいかもです。
T(慎重型)について
TとはTurbulent(荒れ狂う)の略称であります。
- 完璧主義
- 感受性が強い
- 自己批判的
Tには、上記のような特徴があります。
自分の理想を持っていて、常に内省と自己改善で目的を達成しようとします。
ただ、完璧主義で感受性が強い、というのは落とし穴があるのです。
完璧な理想を目指すあまり、多くの欠点に目が行き、自分を批判、侮辱してしまう傾向があるので気をつけましょう。
その他のオススメな自己分析ツール
ミイダスっていう自己分析ツールも中々面白いです。
簡単に言うと、あなたの「戦闘力」を測れます。
ちなみに↓が私の戦闘力です。
見ての通り、私の戦闘力は496万でした。
あとオマケで下記の2つも分析できます。
- コンピテンシー(行動特性)診断
- パーソナリティ(個性)診断
ちなみに無料の会員登録しておくと、勝手に企業からオファーが届くので面白いですよ。
\暇つぶしにどうぞ/
最後にMBTI診断について注意すること!!
MBTI診断は、自分と他者を理解するためのものです。
「自分がどういう性格なのか、どういった長所、短所があるのか」
「他者とどう関わっていくべきなのか」
ということを知るために利用してください。
あくまで「自分のことをどう思っているのか」という”自己認知”を測るためのものであり、その性格と自分の能力を結びつけるものではありません。
また、MBTI診断はただのツールであるので、決して視野を狭くせずに有効的に使用してくださいね。
ここまで、読んでくれてありがとうございます。
この記事が、あなたのこれからに少しでも役に立つことを切に願っております。
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