こんにちは、管理人のTONです。
わたしは昔、会社員を辞めてフリーターになったことがあります。
今では、ブログを含めたネットビジネスで食うには困らないくらいに稼げているのですが、あのときはほんとに辛かったです…。
その時のことをふと思いだし、わたしと同じような悲しい目に遭うひとを減らそうと、この記事を書きました。
- 何らかの事情で正社員からフリーターになろうとしている人
- フリーターなら自由でのんびりできそう
- あれ?一生フリーターもアリかな?
- 早くフリーターになりたい!
上記のようにフリーターに甘い夢を抱いている人はぜひ本記事を読んで目を覚ましてください…。
Contents
自由を求めてコンビニへ…
何度も転職し、「もう自分に会社員は向いてない!」そう考えて定番のコンビニで働いてみました。
田舎のコンビニだったので仕事自体はとても楽でした。
夜勤の勤務かつゆるい雰囲気のお店でしたので、掃除が終わったらたまーにくるお客さんのレジ打ちをして、あとはのんびり。
はい。最初は最高でした。これで給料をもらっていいのか!と思うほどに。
しかし、不思議なもので人間て暇すぎても辛いんですよね。
そして、そんなぬるま湯に浸かっていればやる気も無くなっていきました。
自由なフリーターになって青空を羽ばたこうと思っていたのですが、あまりに緩慢な生活により、飛ぶための翼どころか歩く足すら退化してしまいました。
次第に「なんでこんなことをしているんだろう」という疑問と真面目に働いている人を見て劣等感もわいてきました。
さすがにこのままではヤバいと思って何とか立ち直りましたが、一歩間違えれば今でもあの地獄に…。
あなたはなぜフリーターになろうとしているのですか?
フリーターよりも正社員の方がいいなんてことは、少し調べればいくらでも出てきます。
今の会社が原因ならば転職するという手もある
もし、勤めている会社の環境が原因であるなら転職をしたほうがいいです。
一度フリーターというぬるま湯に浸かってしまうと抜け出せなくなるかもしれません。
転職をするコツについては下記で詳しく解説しています。
どうしても正社員の状態では叶えられない夢や目標などがあるならok
芸能界や音楽家など何かしらの目標があってフリーターになるのは問題ないと思います。
人生は一度きりで、挑戦しなかった後悔は取り返しがつきません。
注意して欲しいのが、逃げるための口実にはしないようにすることです。
今の辛い状況から現実逃避をするために、キラキラと眩しい夢を見ないでください。
ほんとうに人生を賭けてやりたいことなのかを考えないと必ず後悔します。
30歳を越えてフリーターを続ける茨の道の末路は下記で紹介していますのでよかったら…
フリーターの現実は意外と世知辛い
- 必要なだけ働けて気楽
- 責任を負わずにのんびり
- 誰でもできる仕事しかしなくていい
何となくこのようなイメージが世間的にあると思います。
しかし、そんなに気楽なものでもないということを知って欲しいです。
生活費を稼ぐのが意外と忙しい
20代の会社員の平均的な年収がだいたい300万ほどになっています。
生活のレベルを下げずにアルバイトでその額を稼ぐとなると…
時給1000円として月に250時間で月収25万、それを続けると年収300万になります。
ボーナスなどもないので、週に換算すると約60時間ちょい。
1日8時間働くとなると毎日休まずに働いても届きません。
現実的に200万まで年収を下げても週5日はしっかりと働かなければいけません。
また、国民年金や国民健康保険に加入しなければならずに出費が増えるので注意です。
意外と責任を求められる
責任を負わずに気楽に働けるイメージがあると思います。
しかし実際は、学生のアルバイトならいざ知らず、ある程度の年齢の人ならば重要なことも任せられる可能性があります。
わたし自身コンビニで働く際に、1日の売り上げの計算と売り上げを本部に送る精算作業も任せられました。
もちろん手当などつきませんでしたね(泣)
また、パートのおばちゃんや学生のアルバイトも頼ってくることがあるので、責任があるのに給料は変わらないというめんどくさいことになってしまう可能性があります。
フリーターは確定申告などがめんどくさい
フリーターは税金や保険について自分で手続きをしなければなりません。
正社員ならば会社が勝手にしてくれる作業に時間を割かなければなりません。
主に所得税と住民税という2つがフリーターには関係してきます。
所得税
所得税は1月1日から12月31日までの間の所得に課せられる税金になっています。
年間103万以上を稼いでいる場合は課税の対象になります。
基本的に職場の年末調整で計算してくれるので大丈夫です。
年末調整のないとこで働く時だけ注意してください。
住民税
都道府県や市町村のサービスを維持するための税金です。
去年1年間の収入によって税額が変わるので、正社員を辞めたばかりの年は気をつけましょう。
主に納付書などで支払うことになるので滞納しないよう気をつけてください。
最後にもう一度言わせてください
何らかのしっかりとした理由がなければフリーターになるのはやめてください。
高確率で悲しい結果になるので正社員を辞める時は覚悟をしてくださいね。
転職または会社を辞める時は失業保険という制度もあるのでよかったら下記をどうぞ。