こんにちは、管理人のTONです。
この記事をクリックして読んでいるということは、あなたは心の中で「もしかして正社員よりフリーターの方が稼げるんじゃね?苦労して正社員になる必要ないだろ。」と考えてるのではないでしょうか?
結論からハッキリ言いますね。
絶対に就職して正社員になって下さい。
「フリーターでも何とかなるよ」っていう人もいますが、信用しないでください。
確かに、何とかはなります。人間一人が生きるだけなら月に10万も必要ないですし、もし何かがあっても、日本はセーフティーネットが充実しますしね。
ですが、結婚して家庭を持ったり、充実した私生活を得ようと思ったら、フリーターでは乗り越えるべきハードルが多すぎます。
よっぽどの覚悟があれば大丈夫ですが、30代を過ぎる頃には高確率で後悔します。
では、「フリーターの方が稼げる」という勘違いを解消するために、詳しく解説していきます。
Contents
なぜ「フリーターの方が稼げる」と思ってしまうのか
厚生労働省の令和元年賃金構造基本統計調査結果によると、正社員に就職した際の初任給は、
- 大学卒:20万5,900円
- 高専・短大・専門卒:17万9,700円
- 高校卒:16万3,500円
となっています。
これに対して、フリーターは時給1000円で週5日の実働8時間働くと、
1000円 × (5日×4週) × 8時間=16万円
すごくざっくり計算すると、これくらい。
ですが、稼ぐ人は、
1000円 × (6日×4週) × 10時間=24万円
これくらい稼いでいます。
つまり、フリーターで稼いでいる人は24万円ほどの収入がある一方で、大卒であっても平均初任給は20万円ほどになります。
単純に初任給と比べると、フリーターの方が稼げるのです。
この単純な計算で「やっぱりフリーターの方がいい」って考えた人は要注意です。
正社員は基本的に週5日x8時間で、さらに祝日、何末休暇などを合わせて年間で120日ほどの休日があります。
つまり、時給に換算するとフリーターよりも稼げるのです。(※正し、まともなホワイト企業の場合)
そして、正社員にあってフリーターにはないメリットは他にもたくさんあります。
では、正社員が持つメリットを紹介していきますね。
フリーターにはない正社員のメリット
- 安定した収入
- 社会的信用が得られる
- 賞与と昇給がある
- スキルが身につく
- 社会保険や厚生年金に加入できる
主なメリットはこのような感じになっています。
では、一つひとつ解説します。
安定した収入
何らかの事情で仕事を休む際には、その休んだ分だけ給料が減ります。
いつ、病気や怪我などのトラブルに巻き込まれるか分からなく、勤務した時間でしか給与のでないフリーターより、正社員の方が安定しています。
雇用保険などの社会保険に守られた正社員の安定感には敵いません。
社会的信用が得られる
若いうちは中々気付けないのですが、車やマイホームの審査では社会的信用が重要になってきます。
また、結婚をするときにも、向こうの親御さんに「職業はフリーターです!」なんて言えません。
ほんとに30歳近くになって、正社員とフリーターの信用の違いに気づいて、そのころにはもう正社員になるのも難しくなるんですよ…。
賞与と昇給がある
ボーナスがあるのってほんとに大きいんですよねぇ。
一般的な中小企業なら年2回(夏と冬)のボーナスがあって、合わせてだいたい2,3ヶ月分ほど貰えます。
何もしなくても年に2,3ヶ月分って凄くないですか!?
しかも毎年、結果を出せばその分基本給も上がっていくんです。
スキルが身につく
アルバイトは基本的に「誰でもできる仕事」を任せられます。
年数を重ねるとアルバイトをまとめる役割もしますが、言い方は悪いですが「学生でもできるような簡単な仕事」しか任せられません。
経営のノウハウだったりするのは、正社員の担当なんです。
そんな場所に何年いても、大した技術は身に付かずに歳だけを重ねることになります。
正社員ならば、そこで専門的な知識や技術を身につけることができ、社会にとって必要とされる人間に成長できます。
そして、「社会にとって必要とされる」ということは、信用が生まれ、あらゆる危機に対応できるようになります。
社会保険に加入できる
社会保険とは、「健康保険」「厚生年金」「介護保険」「労災保険」「雇用保険」のことを言います。
正社員ならば、この社会保険に必ず加入します。
フリーターも入れなくはないのですが、厳しい条件があったり、雇用されている店が嫌がる可能性があります。
というのも、この社会保険の料金は自分と雇用している企業が折半で支払います。
アルバイトを多く抱えている店にとって、全員を社会保険に加入させたら、それだけコストがかかる、というわけですね。
フリーターの方は、国民年金に加入していると思います。
国民年金では、65歳からもらえる年金保険料は約65,000円ほどになり、これだけで生活していくにはかなり厳しいです。
しかし、厚生年金は、加入している期間や支払ってきた金額にもよりますが、たいていは国民年金より多くもらえます。
厚生年金に加入していれば、「65,000円+厚生年金(65,000円以上)」の金額をもらえるのですね。
病気や怪我、老後の心配をなくしましょう!
30歳を越えると色々と厳しくなってきます
同級生は正社員として収入も上がり、部下を管理する立場になり、ハッキリ言って住む世界が変わっていくんです。
未来へと輝く人を眺めながら、アルバイトでずっと変わらない毎日を過ごす。
怖いですよね…。
30を越えたフリーターがどうなっていくかは、下記で詳しくまとめていますのでよかったら…。
まずは自己分析をしてみて
ここまで色々と、いかにフリーターより正社員が優れているか語ってきましたが、すぐには考え方は変わらないと思います。
まずは、自分がどういう人間で、何をしたいのか、長所や短所を知るのがいいかもしれません。
そのためにMBTI診断という、世界で最も権威のある性格診断ツールがあります。
もの凄くためになるので、よかったら診断してみて下さい。※無料なのでご安心を。
それがMBTI診断です。
フリーターから這い上がる手っ取り早くて、確実な方法
フリーターから正社員になるっていっても不安ですよね?
中にはブラック企業もあるし、そもそも正社員に採用されるのも難しい…。
そんなに「フリーターをやめろ」って言うなら、「具体的なアドバイスくらいしろよ!!」と思いますよね?
はい、そんなあなたに「看護師」をオススメします。
資格を取るのは、専門学校にいく必要があったり少し大変なのですが、看護師になれば無敵です。
需要が多く、待遇も良い優良物件です。
もし、特にやりたいことがないけど、ある程度「社会的な信用、収入、安定感」などが欲しいならば看護師を目指してみて下さい。
看護師になる魅力は下記で詳しく解説しているので、ご参考にどうぞ。
まとめ
最初は、フリーターってほんとに楽でそこそこ稼げて楽しいんですよね。
でも、多くの人が正社員を目指すのには、やっぱり理由があるのです。
この記事を読んで、少しでもフリーターではなく正社員を目指す人が増えるように祈っています。