いつもは元気で明るい部下の調子がおかしい。
そんな時こそ、上司としての腕の見せ所です。
日頃からどれだけ部下とコミュニケーションを取れているか、部下を管理できているかが問われます。
原因がわからないのであれば、すぐにでも本人に聞くべきですが、普通に聞いたのでは答えにくいことがあるはずです。
ですので、本記事で紹介する方法を使用して、部下の悩みを聞き出しましょう。
部下の悩みを解決してこそ管理職たる上司の出番です。
上手いこと聞き出しましょうね。
Contents
部下がやる気を失う主な原因
部下がやる気を失う主要な要因を知っておくことで、事前に手を打つことができます。
ですので、いくつか紹介しておきますね。
職場環境への失望
「いくら成果を挙げても待遇が変わらない。」
「周りと馴染めずに疎外感を感じている。」
どれだけ頑張っても評価されないとやる気がなくなるのは当然ですよね。
また、同僚と上手く付き合えないと、1人で仕事をしているようでモチベーションも上がりません。
仕事がうまくいかずに落ち込んでいる
「努力はしているのに上手くいかない。」
「他の人と比べて成長が遅い。」
いくら頑張っても結果が出ないとやる気なくなりますよね。
また、同期などと比較して劣等感を感じてしまったのかもしれません。
プライベートでのアクシデント
「ずっと付き合ってた彼女に振られた。」
「家族が事故に遭って入院した。」
身内の不幸などの急なトラブルで仕事に身が入らない状態ですね。
まずは原因を予測しましょう
プライベート以外は職場の問題なので、原因を探すヒントがわかるはずです。
本人に直接聞いて特定するよりも、予想して悩みを打ち明けられる前に手を差し伸ばすことで、あなたのマネジメント能力を示せます。
そうすれば、「この上司は俺のことをちゃんと見てくれているんだ。」と信頼を得ることができます。
何もいってないのに察してくれる上司なんてカッコいいですよね。
部下の悩みを聞くときのアドバイス
部下の相談に乗るときには、マナー的なコツがあります。
1対1で話す
最も大事なのが、他の人に聞かれないように会議室などに呼び出して、話を聞くことですね。
やはり、同じ立場の同僚などには聞かれたくないこともあるでしょう。
そんな気持ちを察してあげて、話しやすい環境を作ってあげましょう。
否定をしない
やる気を失っている人の悩みをすぐに否定しないであげてください。
もう十分に落ち込んでいるのですから、追い討ちをかけるのはダメです。
まずは、共感してあげて励まして、落ち着いたらやんわりどうすればいいのか、どうするべきかを教えてあげましょう。
その部下の長所を考えておく
事前に落ち込んでいる部下のいい箇所を考えておきましょう。
自信を無くした部下に対して、スラスラと長所を語ってあげれば、その部下も少しはやる気が出るはずです。
いかにも、普段から思っていますよ、という雰囲気で褒めてあげましょう。
まとめ
やる気を失った部下を上手く励ましてこそ、理想の上司です。
ただ闇雲に部下に接するだけでは、逆効果になる危険があります。
ですので、事前に何が原因かを予測しておき、話しやすい環境を整えておきましょう。
そうすることで、あなたに対する部下の信頼が厚くなり、悩みを解決しやすくなること間違いなしです。
一度沈んだやる気を取り戻すのは至難の業ですが、上司としての大事な責務ですので気合を入れましょう。
どれだけ部下から信頼を得られるかが大事だから、準備をしっかりとして部下のやる気を取り戻してあげよう!!
上に立つって大変ですよね。部下がやる気を失って辞めていくのを出来るだけ阻止しなければ、もっと上に離職率がどうのって詰められるから…。
この記事を読んで、やっぱり褒めて伸ばすの時代だよなと思いました。
管理職って大変ですよね…。
今の時代、パワハラなどに気を遣わなければならないので大変です…(泣)