もう何もかも捨てて楽になりたい…。
仕事って人生の大半を占めるものですから、仕事が上手くいかないとすごく落ち込みますよね。
私も新人の頃は、仕事で失敗ばかりして自暴自棄になったこともあります。
その時に学んだことがあるのですが、
- 「自分」が悩みの元であれば、辛いですが努力で乗り越えるべき
- 「他人」が原因であれば、迷わずに退職、転職などをするべき
ということです。
この記事では、仕事を辛く感じる原因と対策、また絶対に仕事を辞めた方がいいパターンと辞めない方がいいパターンを解説します。
我慢しすぎるのはダメ、絶対。
Contents
よくある仕事の悩み
では、職場の悩みでよくあるものを紹介します。
何が理由で仕事を辛く感じているのかを知りましょう。
自信が持てない
入社して日が浅いうちは仕事の要領がわからずに結果が出せずに、自信が湧いてきませんよね。
同期など他の人と自分を比べて「なんて自分はダメなやつなんだ。」とへこんでいる。
上司や先輩の手を煩わせていると申し訳なくなって、「自分がいない方が会社が回るんじゃ…。」とネガティブになっているのかもしれません。
他人と比べても自分は何も変わりません、他人との比較で悩んでいる方は下記を参考にしてみてください。
責任感が強すぎる
自分のミスで会社に損害を与えてしまったりした時などに必要以上に自分を責めたりしてしまうのですね。
会社を運営している以上、リスクは必ず存在します。
そもそも、そのミスが自分だけのミスなのかを考え直さなければなりません。
組織として運営している以上、1人だけのせいになるのはありえません。
そのミスを防ぐための措置をとっていたのか、などを思い返して「俺にも原因はあったけど上司も確認を怠っていたからお互い様だろ!」くらいの太々しさは持つべきです。
職場の人間関係
人間関係はどの仕事でも大きな課題の一つですよね。
嫌いな人、苦手な人がいればそれだけで憂鬱になります。
その人が職務上、関わりを持たざるをえない人だったら最悪です。
仕事と割り切ってあまり深く関わらないようにしましょう。
働きすぎている
法律で定められた時間をオーバーして働いていませんか?
いわゆるブラック企業でよくある長時間労働ですね。
あくまで仕事は生活のための資金を稼ぐため、割り切っている人にとっては長時間の拘束は辛いはずです。
そんな会社であればいますぐ退職するか転職しましょう。
自分がどうこうして解決する問題ではありません。
仕事の悩みは簡単には解決できません
「仕事したくない、出勤したくない」
ここまで考えている悩みはちょっとやそっとでは解決できません。
「休日にリラックスできる趣味を見つけよう!」
「散歩をして気分転換!」
「半身浴で心も身体もリフレッシュ!」
「仕事は仕事と割り切ろう!」
なんて解決法を紹介する人もいますが、無理です。
私も昔の職場でけっこう病んでいましたが、そんな小手先の方法では全くどうにもならなかったです。
仕事に行くのが辛すぎて、一縷の望みをかけてネットで検索するような人にとっては根本から解決するしか悩みを払拭する術はないのです。
つまり、退職か転職するしか方法はないということです。
石の上にも三年を盲信しないで
よく辛い状況へのアドバイスとして「石の上にも三年」っていうのがあると思います。
「一年頑張ったんだから、もう少し頑張れよ。ほら、石の上にも三年って言葉があるだろ?」
あれって実は言葉の通りに三年って意味ではなくて、長い期間を表しているのですね。
「三年待てば好転するよ」って意味ではなく「ずっと長い間辛抱していれば好転するかもね」っていう意味なんです。
確かに三年という期間があれば我慢できるかもしれません。
しかし、いつ好転するかもわからない状況で辛い日々を過ごすのがどれだけ大変か。
状況が変わる前に、先にあなたの心が壊れてしまう可能性は高いです。
一度すり減った心の病って治すのがすごく大変なんですよ。
辞めることを恥だと思わないで欲しい
よく「最低でも三年は我慢しなければ。」「せっかく採用してくれたんだから恩返しをしなければならない。」
なんて考えている人がいます。
確かにその心意気はすごいです。
ですが、あなたにとって一番大事なのが何か考えてください。
会社などに貢献をする前にまずは自分をどうにかすることだけを目指しましょう。
まずは休んで体調を整えて、その後にそれからのことを考えましょう。
会社を辞めるべきか迷っている方へ
とはいっても会社を辞めた方がいい場合と辞めない方がいい場合があります。
自分の状況と照らし合わせて、辞めるかどうか考えましょう。
会社を辞めた方がいいパターン
職場において「他人が原因」で悩みを抱えている場合は退職、転職をした方がいいです。
例えば、
- 上司からのパワハラ
- 職場の雰囲気と合わない
- 同僚からの嫌がらせ
- セクハラ、モラハラなど
このようなことは自分で対処するのが難しくて、どんなに頑張っても改善できない可能性が高いです。
ずっとその悩みが続くのであれば、早めに他の職場に行くのが絶対にいいです。
会社を辞めるべきか微妙なパターン
職場での悩みが「自分が原因」であれば、少し考えた方がいいかもしれません。
例えば、
- 仕事の能力不足
- 仕事でミスをして責任を感じている
- 仕事がめんどくさいと感じている
- 今の仕事が自分にあってないと感じる
このような場合は、状況によって変わるので少し詳しく解説します。
仕事の能力不足
仕事ができなくて悩んでいる人は、経験によって仕事ができるようになる可能性もあります。
また、周りが応援してくれているのであれば辞めずに続けるべきです。
反対に、冷たい態度で仕事を教えてもらえない職場であれば、退職した方がいいでしょう。
それから、その仕事に適性がないのか、自分の努力不足なのかを今一度考えてから新しいスタートを迎えるべきでしょう。
仕事でミスをして責任を感じている
ミスをして罪悪感で辞めたいと思っているのなら、それは間違いです。
会社は元々リスクを負いながら経営をしています。
一社員のミスは会社のミスです。
1人の社員だけの責任になるはずがありません。
そのミスに至るまでに対策をしていなかった会社のミスでもあるのです。
ですから、自分だけがそのミスで気に病んでいるのであれば辞める必要はないです。
周りがあなたのミスを必要以上に責める、そんな無責任な会社は辞めるべきです。
仕事がめんどくさいと感じている
仕事自体は問題なくこなしているけれど、そもそも働くのがめんどくさいて出勤するのが嫌がる場合ですね。
そんな人は、とりあえずは今の職場にいるべきです。
おそらくどの職場に行ってもめんどくさがるので、今の職場で働きながら会社に行かなくても稼げる仕事のスキルを身につけましょう。
今の仕事が自分に合ってないと感じる
本当にこの仕事をするべきなのか、仕事に慣れないうちはこう考えますよね。
でも合っている仕事に出会える人ってごく少数なんですよ。
ですから仕事をしながら、自分を仕事に合わせるのも一つの手です。
会社を辞めても失業保険があります
「会社を辞めよう!」と思っても生活をしていくにはお金が必要ですよね。
会社を辞めたくても貯金がなくて終わった、という人には失業保険があります。
申請してから2,3ヶ月待つ必要がありますが、その後にもらっていた給与の7割ほどの金額が数ヶ月もらうことができます。
詳しくは下記の記事を参考にしてくださいね。
まとめ
仕事を辞めるのは悪いことではありません。
「自分の努力」で悩みが解決するのであれば、少し頑張ってみるのもアリです。
ですが「自分の努力でどうにもできない」問題であれば、すぐにその職場は辞めるべきです。
上司のパワハラなどのことですね。
無理な我慢はうつ病などにより、人生を台無しにしてしまう可能性があるので辞めるべきと思ったら迷わずに辞めるようにしましょう。
ずっと、退職する=悪いこと ってイメージがありました!
辞めずにうつになる方がもっと悪いよ。