- 退職代行で仕事を辞めるつもりの人
- 退職時に嫌がらせをされそうで不安な人
- 嫌がらせへの対策を知りたい人
- 今すぐ穏便に退職したい人
退職代行は出勤も連絡もせずに退職できるサービスです。
しかし、退職代行を使おうとする方の多くは、タチの悪い上司や同僚がいる会社に勤めていて、
「急に辞めると嫌がらせをされるのではないか。」
と、悩んでるのでいると思います。
そこで本記事では安心して退職代行を利用してもらうために、以下のような内容を解説していくつもり。
- 退職代行で嫌がらせを受ける可能性はどれくらいか
- よくある嫌がらせの事例5つ
- 嫌がらせを受けないための対策6つ
- 万が一、嫌がらせを受けたときの対策3つ
本記事を読めば、嫌がらせを受けるリスクを無くして、退職代行を安心して利用できるようになります。
Contents
退職代行を使って、嫌がらせをされる可能性は低い
まず、結論として退職代行を利用しても、嫌がらせを受ける可能性は低いです。
なぜなら、退職代行を利用してまで辞めようとする人間に嫌がらせをするほど、会社も暇ではありません。
急に退職代行で辞めると、しつこく電話されたり、自宅まで上司が訪問することはありますが、
- 本当に本人の意思なのかの確認
- 引き継ぎに必要な情報の確認
上記のように、業務上あくまで必要だからしているに過ぎません。
例えばあなたも、友人から急に縁を切る連絡を関係のない他人からされたらどうしますか?
と、なりますよね。
そして、本当に事実なのか、また縁を切る前に知りたい情報があれば、本人に連絡をするでしょう。
会社側もそれと同じで、あくまで確認のために連絡をしているのです。
ですから、辞める前に準備をキチンとして、信頼できる退職代行業者を利用すれば、嫌がらせを受けたりトラブルになる可能性はほぼ無くなります。
信頼できる退職代行業者は↓の記事を参考に選ぶようにしましょう。
【厳選6社】おすすめの退職代行と選ぶポイントを解説【2022最新】
退職代行を利用したときに、よくある嫌がらせの例5つ
では、可能性は低いですが、「起こるかもしれない嫌がらせ」の事例を5つ紹介します。
- しつこい電話、自宅まで来る
- 退職後に書類を送ってこない
- 懲戒解雇扱いにする
- 有給を消化させてもらえない
- 損害賠償請求される
しつこい電話、自宅まで来る
もっともよくあるのが、無視してもしつこく電話をしてきたり、自宅まで押しかけてくることです。
「退職代行で急に辞めるとは、何て非常識なやつだ!一言文句を言ってやらないと気が済まない!」
という感じで、退職代行で辞めたことに腹を立てて嫌がらせをしてくるのですね。
退職後に書類を送ってこない
退職後に必要な離職票などの書類を送ってこないのもよくある嫌がらせです。
離職票がなければ、退職後に失業保険の申請などの作業ができません。
会社側もそれを分かっているので、わざと発行を遅らせて嫌がらせをするのでしょう。
懲戒解雇扱いにする
本来であれば、無断欠勤や故意に会社への損害を与えなければ、懲戒解雇などあり得ません。
退職代行を使ったからといって懲戒解雇にするのは違法になります。
しかし、頭のおかしい会社は法律など無視して嫌がらせのためだけに懲戒解雇にする可能性があるのです。
有給を消化させてもらえない
会社を辞めるときに有給が残っていれば消化するのが普通です。
ですが、嫌がらせのために適当な理由をつけて有給を取らせようとしない会社もあります。
有給を未消化のまま会社を辞めるのはもったいないので、必ず請求するようにしましょう。
損害賠償請求される
退職時に損害賠償請求をちらつかせて脅すのは、ブラック企業によくある引き止めの手口です。
損害賠償、と言われると怖いですよね。
ですが、会社が労働者に損害賠償請求をして認められた例はほとんどないので安心してください。
会社側もあくまで脅しで言ってるだけなので無視して大丈夫です。
退職代行を使っても嫌がらせを受けない6つの対策
では、上記で解説した嫌がらせを受けないための対策を紹介していきます。
- 信頼できる退職代行サービスに依頼する
- 引き継ぎ用の資料を用意しておく
- 会社からの連絡は退職代行に任せる
- 準備を済ませて即日退職する
- 上司か同僚に手紙かメールを渡しておく
- 精神的に体調を崩している場合は病院で診断書をもらっておく
信頼できる退職代行サービスに依頼する
一番大事なのが、信頼できる退職代行サービスに依頼することです。
ハッキリ言って、これさえ押さえておけば退職時のトラブルはほぼなくなります。
実は退職代行によっては、依頼人の代わりに退職交渉できないのに、退職代行をしているものがあるのです。
退職代行で辞めるのに失敗した!って人はだいたいこの詐欺紛いの退職代行を利用したのが原因でしょう。
信頼できる退職代行の選び方は↓の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
【厳選6社】おすすめの退職代行と選ぶポイントを解説【2022最新】
引き継ぎ用の資料を用意しておく
もしあなたが会社内で重要な仕事を任されているのであれば、引き継ぎ用の資料を用意しておくのがいいでしょう。
急に仕事を辞められて、業務が回らなくなったせいで恨みを買い、それで嫌がらせを受けることがあります。
ですから、前もって会社側が困らないように準備しておけば穏便に退職できます。
会社からの連絡は退職代行に任せる
退職代行に依頼したら会社とのやりとりは全て退職代行に任せましょう。
上司や同僚から何度も電話が来たとしても対応してはいけません。
退職代行に、何度も電話が来て困っているという旨を伝えれば対処してくれます。
電話に出ても一方的に罵倒されたりして精神的に傷を負うリスクがあるので要注意です。
準備を済ませて即日退職する
退職代行を実行してもらう前には準備が重要です。
- 私物を持ち帰っておく
- 貸与品は会社に置いて帰る
- 引き継ぎメモを残しておく
上記のようなことをしておけば十分でしょう。
退職代行に相談して、実行してもらう日取りが決まったらその日に合わせて用意をしておくのがいいですね。
上司か同僚に手紙かメールを渡しておく
嫌がらせをする原因の一つとして、「恩を仇で返しやがって!」という感情があります。
こうしたネガティブな感情を抱かせないために、手紙やメールで「急に辞めて申し訳ない」といった気持ちを伝えましょう。
手紙やメールで伝えておくことで、向こうも「退職代行を使うほど追い込まれていたのか…。」と感情が落ち着きます。
ただし、職場でパワハラなどの仕打ちにあっているのであれば必要ありません。
そのような人たちには何を言っても無駄ですからね。
精神的に体調を崩している場合は病院で診断書をもらっておく
精神的に体調を崩して、うつ病などの症状がある場合はメンタルクリニックなどで診断書をもらっておきましょう。
退職代行の人に診断書があることを会社側に伝えておけば、向こうも嫌がらせをする気にはなれません。
さすがに、病気を患っている人に嫌がらせをするほどひどい人は少ないでしょう。
万が一、退職代行で嫌がらせを受けてしまったときの対策3つ
どんなに嫌がらせを受けないようにしても、可能性を0にはできません。
万が一に備えて、嫌がらせを受けたときにどうすればいいのか、対策を3つ紹介しておきます。
- 嫌がらせの証拠を残しておく
- 電話の解約と引っ越しを検討する
- 弁護士か警察に相談しておく
嫌がらせの証拠を残しておく
嫌がらせの証拠を残しておくことで、会社側への脅しに使えます。
電話の着信履歴や自宅まで来たときの動画、メールや手紙の保存など。
あまりにも嫌がらせがしつこい場合は、それらの証拠を使って訴訟をちらつかせれば会社側も大人しくなるでしょう。
電話の解約と引っ越しを検討する
携帯電話の番号を変えて、さらに引越しまですれば嫌がらせも物理的に不可能になります。
とはいえ、そこまでするのはめんどくさいですし、金銭的にも負担がかかるので最終手段にしておきましょう。
弁護士か警察に相談しておく
しつこすぎる嫌がらせは警察や弁護士に相談するのもアリです。
あらかじめ嫌がらせの証拠を残しておくとスムーズに対応してもらえます。
まとめ:退職代行を使っても嫌がらせのリスクは低い!
ここまで解説したように退職代行を利用しても、嫌がらせを受ける可能性は低いです。
会社側も逆に訴えられたら困るため、わざわざ嫌がらせなんてしてきません。
とはいえ、可能性は低いですが嫌がらせのリスクは0ではありません。
できるだけ嫌がらせを受けないようにするには以下の方法で対策をしましょう。
- 信頼できる退職代行サービスに依頼する
- 引き継ぎ用の資料を用意しておく
- 会社からの連絡は退職代行に任せる
- 準備を済ませて即日退職する
- 上司か同僚に手紙かメールを渡しておく
- 精神的に体調を崩している場合は病院で診断書をもらっておく
上記の中で特に大事なのが、信頼できる退職代行に依頼することです。
そもそも退職時に揉める原因のほとんどは詐欺紛いの退職代行を利用してしまうから。
費用や信頼度などを考慮して、おすすめの退職代行は↓の記事で解説しているので参考にしてください。
【厳選6社】おすすめの退職代行と選ぶポイントを解説【2022最新】