タメ口で偉そうでどうしたらいいんだろ。
こんな悩みをお持ちではないですか?
年下とはいえ先輩、儒教の思想が昔から刷り込まれているとどうしても年齢を重視してしまいがちです。
そのため、年下の先輩からあれこれ指示をされるとモヤっとしてしまいがちです。
とはいえ、その分野での先達の言うことを聞くことは必要なことです。
感情的に抵抗感があったとしても素直に仕事を教わるべきです。
もし、人格的にその人に問題があるのなら学ぶべきことを学ばせてもらって、すぐにその先輩よりも出世をすべきです。
ということで今回は、
- 年下の先輩に苦手意識を持つ理由
- 年下の先輩のきついところ
- 年下の先輩と上手く付き合う方法
を解説していこうと思います。
Contents
なぜ年下の先輩をきついと思うのか
![](https://oshigoton.com/wp-content/uploads/2021/11/4963907_s.jpg)
年下の先輩や上司はやりにくい。
これは中国の儒教の思想の影響なんですよね。
「年功序列」や「長幼の序」という言葉があるように、年齢が上の人を目上の人物として敬う価値観が根付いているからです。
ですから、無意識に年上の自分が年下の先輩などに指導されるのに納得できないのですね。
年上の先輩から指導されるのであれば、多少の理不尽でも我慢できるものですからね。
しかし、会社では先に入社して経験を積み重ねた人物、役職が上の人間が「偉い」となるのは当然のことです。
そうした今までの常識と会社の中での常識の差異によってモヤモヤして、と年下の先輩をきついと感じてしまうのですね。
年下の先輩をきついと思う場面
では、実際に職場の中で年下の先輩をきついと感じる箇所を紹介しますね。
タメ口で接してくる
年上の先輩からタメ口や名前の呼び捨てをされても何とも思いませんよね。
しかし、年下の先輩からタメ口で命令されると、「何だこいつ…」って思います。
どうしても、「年下のくせに…」という思いでイライラしてしまう。
そんな態度で接してくると、どんな正しい指示でも従う気がなくなりますよね。
偉そうにする
あからさまに、「俺の方が上だからな!」という姿勢でくる先輩もいますよね。
こっちが「年下だけど先輩だからなぁ」と下手に出ると、調子にのって偉そうな態度をとってくる。
めんどくさいですよね。
小さなことでダメ出しをしてくる
別に指摘するまでもない細かいとこまで、マウントをとるためだけに指摘してくる。
他の人には甘いのに、なぜか年上の自分にだけ対抗心を燃やして突っかかってくるパターンですね。
先輩としてのプライドでがあり、舐められたくないという心理が働いているのでしょう。
年上が歩み寄ってあげよう
上記のようなめんどくさい態度をとられても、年上のあなたが一歩引いてあげましょう。
年上のあなたの方が人生経験が豊富で懐の深さがあるはずです。
ですので、多少の無礼な行いも見逃してあげて、先輩として立ててあげましょう。
互いに「俺の方が上だ」と争ってもなんの利益もないですからね。
細かい指摘をされても逐一お礼を述べて、ご飯に誘ったり雑談を振ってみて歩み寄る姿勢を見せてください。
そうすれば、向こうも自分がいかに器の小さい人間だったかを理解して態度を改めるはずです。
年下の先輩への3つの接し方
![](https://oshigoton.com/wp-content/uploads/2021/11/713264_s.jpg)
では、年下の先輩と上手くやるための3つの方法を紹介します。
敬語を使う
年上なら問題ないのですが、年下の人に敬語を使うのは抵抗があるかもしれません。
ですが、逆の立場になって考えてみましょう。
例え年上だとしても、仕事を教わるべき後輩がタメ口を使ってくるのはいい気分がしないはずです。
お互いに職場での先輩として、人生の先輩として認め合えれば素晴らしいですね。
さん付けで名前を呼ぶ
自分が年上だからといって、間違っても「くん」などで呼んではいけません。
向こうも年下だとしても先輩としてのプライドがあるので必ず「さん」付けで呼びましょう。
コミュニケーションを積極的にとる
苦手だからといって避けていては何も変わりません。
むしろ、向こうは避けられていると思って余計にきつい態度をとってくるでしょう。
日常の雑談やお昼のランチでさりげなく人生の先輩としての、器の広さを見せてあげましょう。
そうすれば、年下の先輩も意識を変えて態度を改めるでしょう。
向こうもきつさを感じているかもしれない
あなたが感じているように年下の先輩もきつさを感じているかもしれません。
「先輩といっても歳は向こうが上だからなぁ、指示しにくいんだよなぁ。」
と思っているかもですね。
ですから、年上のあなたから「歳は私の方が上だけど、仕事ではあなたの方が先輩なので遠慮なく指示をお願いします。」
といってあげれば、良好な関係を築けるはずです。
まとめ
あなたは「人生の先輩」であり、年下の先輩は「仕事の先輩」です。
ですので、どっちの方が偉いとかではなく、お互いに学ぶべき箇所があると思って歩み寄るようにしましょう。
年下の先輩が無礼な態度をとってきたとしても、道理をわきまえている年上のあなたが折れてあげるべきです。
腹が立つかもしれませんが、若気の至りだと思って広い心で接してあげましょう。
そう考えれば少し楽になってきました!
少しくらいは多めにみてあげよう。