「会社を退職したい、もう行きたくない…。」
と悩んでいませんか?
その気持ち、すごくよく分かります…。
私も昔、仕事が辛すぎて毎朝ベッドから起き上がるのが憂鬱でたまりませんでした。
- 上司や同僚の顔すら見たくない
- 辞めたいけれど、上司に言い出しづらい
- 退職に後ろめたい気持ちがあって決断できない
何となく退職に罪悪感があって、自分の気持ちを優先できない状況でずっと苦しんでいました。
でも、「行きたくない仕事」をずっと無理して続けても良いことなんて一つもないんですよね。
無理して働き続けても、いずれ身体を壊してうつ病などになる可能性大です。
ということで本記事では、
- 無理して会社に出勤しなくてもいい理由
- 会社に行きたくなくなる原因
- 「出勤したくない」という悩みを今すぐ解決する方法
を主に解説していこうと思います。
Contents
「会社に行きたくない」は心が悲鳴をあげている証拠
まず前提として押さえておいて欲しいことが、「会社に行きたくない」という悩みは無視できない大きな悩みだということです。
放っておくと、うつ病や適応障害にまで発展するかもしれない心のSOS信号。
真面目で責任感の強い人ほど、その心の危険信号を無視して無理をしてしまいます。
「どんなに辛くても会社に出勤しなければ、それが普通なんだ、みんなしているから自分だけ甘えてはいけない。」
そんな自己犠牲の精神で身体を壊して、人生を台無しにしてしまった人を嫌というほど見てきました。
いいですか、この世でもっとも大事なのは“あなた自身”です。
「退職したい、出勤したくない」は、おかしいことではない
上記のデータを見ればわかるように、近年では仕事に悩み病んでしまう人は増加傾向にあります。
ということは、「会社を退職したい、行きたくない」というのは、今の日本の社会情勢では仕方のないものなのですね。
決してあなたの甘えなどではなく、病みやすい日本企業の体質に原因があると見るのが自然でしょう。
ですから、絶対に無理をせずに、自分の心を第一に考えるようにしてくださいね。
出勤したくない、辞めたいと感じるストレスの原因とは?
厚生労働省の「平成27年転職者実態調査の概況」によると、最も多い「一身上の理由」を除いた具体的な退職理由としては以下のようになります。
- 労働条件(賃金以外)がよくなかったから:27.3%
- 満足のいく仕事内容でなかったから:26.7%
- 賃金が低かったから:25.1%
ちなみに、男女別に見た退職理由は以下のようになります。
- 男性:会社の将来に不安を感じたから:30.9%
- 女性:労働条件(賃金以外)がよくなかったから: 27.2%
上記のデータから、職場の労働条件が退職するかどうかの最も多い基準になっているのが分かります。
つまりは、仕事の給料も大事だがそれ以上に労働条件、つまりは職場環境の良し悪しが重要になっているのですね。
職場で共に働く上司や同僚との人間関係などが、「会社を退職したい、行きたくない」という悩みの大元になるのでしょう。
会社に行きたくないほど辛い時の対処法
「仕事を辞めたい、出勤したくない…。」
という時に、よく以下のようなアドバイスをされませんか?
- プライベートで息抜きをしよう
- 仕事とプライベートを分けよう
- 目標を立てて、それに集中しよう
ハッキリ言って、そんなことでは悩みの根本を解決することはできないでしょう。
仕事に行きたくなさすぎて無断欠勤までしたことのある私にはよく分かります。
常に会社のストレスが頭から離れないほど悩んでいて、ちょっとやそっとで解決できるなら苦労しないわって話なんですよね。
ですから、会社に行きたくない辛い悩みを解決するには以下の方法しかありません。
- 職場環境を改善する
- 職場を変える
ストレスを無くすには、そのストレスの元になるのを解決しないといけないってことですね。
しかし、自分で職場環境を改善するのってかなり労力使うし、影響力がなければ不可能です。
ということで、現実的には以下の2択しか対処法はありません。
- 他部署に異動させてもらう
- 退職、転職をして今の職場から離れる
「出社できない」、という出勤困難症になっているかもしれない
出勤困難症、聞き慣れない言葉ですね。
出社を阻むこれといった病気も無いのに、会社に行けない状態。
職場という環境に適応障害をきたしている状態とも言える。
出勤困難症に陥ってしまう方によくある共通点は以下の通りです。
- 真面目で責任感が強すぎる
- 自分よりも他人や規則を優先する
- 自分に自信がない
- 職場で無茶な仕事を任されている
真面目で責任感が強すぎる
仕事に対して熱心に取り組み、責任感が強い人ほど出勤困難症になりやすいです。
求められたものを100%完璧に仕上げようと思うけれど上手くいかない。
そして、頑張りすぎて燃え尽きてしまって仕事に対して嫌気がさしてくる。
理想と現実のギャップに苦しんで、会社に行きたくなくなるのでしょう。
自分よりも他人や規則を優先する
自分よりも他人や規則を優先してしまう人も出勤困難症になりやすいです。
日本のような村社会的な気質のある社会では、個人よりも集団の意見を優先する傾向があります。
周りのために行動すること自体は別に悪いことではありません。
しかし、自分を押し殺してばかりでは、やがて何のために生きているのか、働いているのか分からくなってしまいます。
いくら周りのために行動しても、自分に見返りがないのであれば嫌気がさして出勤したくなくなるのも頷けますね。
自分に自信がない
自分に自信を持つ、という自己肯定感は社会で生きていく上でとても大事な要素です。
自分に自信がなければ、
- 「どうせ俺が出勤しても足を引っ張るだけだ。」
- 「それならもう働かずに何もしない方が会社のため、ひいては世の中のためだろう。」
というように、何に対してもやる気がなくなってしまいます。
実際に私も、自己肯定感の欠如により会社を無断欠勤して退職し、一時期は廃人のような生活をしてしまっていました…。
職場で無茶な仕事を任されている
職場で上司から本人のキャパシティを超えた仕事を任されている場合も要注意ですね。
無理な仕事を任された結果、成果が出ずに叱責されてやる気を無くして、自信を喪失して出勤困難症になる可能性は高いです。
無茶な仕事を任せる上司に責任があるのですが、現実問題そう簡単に上司に文句を言えないので悲しいですね…。
出勤困難症になってしまったらとにかく療養しましょう
出勤困難症になってしまったのなら、もうどうしようもありません。
とにかく、休職するか退職でもして休まなければ治らないです。
仕事に行くこと自体が病気の原因になっているので、いくら小手先の打開策を講じても効果は薄いでしょう。
実際に私も退職せずに色々試してみました。
- 友人への相談
- 上司への相談
- 趣味への没頭
- 休日に自然の中でリフレッシュ
- 会社での楽しみを見つける努力
- 生活のため、と割り切ろうとする努力
ですが、どれも上手く行きませんでした。
常に仕事に対してのネガティブな感情が邪魔をして、何も楽しいと思えません。
友人や上司に相談しても、ありきたりな聞こえのいい正論が返ってくるだけ。
ほとんどの人には、「会社に行きたくない」という悩みは理解してもらえないのです。
そして、「出勤したくない悩みって甘えなのかな…。」と思い込んでしまい、より状況が悪化する。
「会社に行きたくない」というのは、早期に治療すべき心の病気だと認識しなければいけません。
ですから、まずは何よりも退職・休職して療養に専念する必要があるのを理解しておいて下さい。
会社に行きたくない、と悩む時にしてはいけないこと
死ぬほど会社に行くのが辛い時は、絶対に以下のことはしないようにしましょう。
- 我慢して出勤する
- 療養せずに転職する
- 無断欠勤をする
我慢して出勤する
何度も言っていますが、無理して出勤しても悩みは解決しません。
むしろ、より仕事に対して嫌気がさすでしょう。
「病気の時は休んで治療に専念する。」
当たり前のことなのに、我慢を美徳とする日本社会では軽視されがちです…。
自信を持って休んでください、国民には健康で文化的な生活を送る権利があるのですから。
療養せずに転職する
出勤したくないまま転職しても、また同じように苦しむだけです。
まずは、仕事に行きたくないという病気を治さなければ何も解決しませんからね。
「一人前の社会人として働いていないと不安になる…。」
その気持ちはよく分かります。
ですが、
- ずっと我慢して行きたくない仕事をやり続ける
- 数ヶ月〜1年ほど療養してから気持ちよく働き出す
となればどちらを選ぶべきかは明白ですよね。
人生長いのですから、少しくらい働かずに休むくらい問題ないに決まってます。
無断欠勤をする
いくら仕事が辛くても無断欠勤だけは避けましょう。
無断欠勤を続けると下記のような危険があります。
- 上司が家に来る
- 緊急連絡先に連絡がいく
- 懲戒解雇になる
特に懲戒解雇になる場合が厄介です。
普通であれば仕事を辞める時は自主退職として処理されるのですが、会社と雇用契約を受けている状態で無断欠勤は契約違反となり懲戒解雇というペナルティを受けてしまいます。
懲戒解雇になると、再就職するときにとても不利になってしまうので、いくら仕事に行きたくなくても絶対に避けましょう。
どうしても退職を言い出せないなら退職代行を利用しましょう
仕事を辞める決断はできても、それを実行するのには大きな壁がありますよね。
上司に退職を申し出ても、
- しつこく引き止められる
- 罵声まじりの説教をされる
- 良い退職理由を思いつかずに上司を説得できない
- 退職が決まっても、引き継ぎなどですぐには辞められない
- 有給の消化や退職金の交渉をできない
など、退職するのは一筋縄ではいきません。
そして、上記のような悩みを一気に解決できるのが退職代行です。
退職代行とは、仕事を辞めたいと思った時に、労働者の代わりに退職の処理を行ってくれるサービスです。
依頼すれば即日対応してもらえるので、相談したその日から出社も電話連絡も本人がする必要なく退職できます。
近年では、退職時にトラブルを起こすブラック企業が多いので、退職代行の需要が高まっています。
貴重な時間を無駄に悩んで消費するのは、ハッキリ言ってもったいなさ過ぎる。
退職代行を利用する決断をすれば、今すぐにでも悩みを解消できて、明るい未来へと進むことができます。
LINEで無料相談できるので、まずはそこから始めましょう。
その時に利用したのが退職代行ガーディアンです。
退職後の生活は給付金を申請すれば大丈夫
「退職したいけど、その後の生活費が不安…。」
仕事をやめれば当然、収入がなくなるので生活できなくなる懸念があります。
ですから、退職後は生活費の確保のために、すぐに失業保険の受給申請をしましょう。
ハローワークで手続きをすれば3ヶ月間は失業保険を受給できるので安心です。
しかし、失業保険の他にも自治体や国からの支援制度は色々あります。
受給資格や受給方法が複雑で分かりにくく、多くの人が損をしています。
ハッキリ言って、「受給させる気ないだろ…。」ってくらい情報がなく、また実際に自分が対象者かどうかも分かりづらいんですよね。
ですから、こればっかりはプロに依頼するのが一番です。
給付金サポートのサービスを利用すれば、あなたが受給できる最大限のサポートを紹介してくれます。
しかも、このサービスで給付金を受けられない場合は費用も発生しないので、得しかないんですよね。
私は、退職後の生活で本当に苦労しましたからね…。
自分がどの給付金制度を受けられるか知りたい人はこちらで無料相談できます。
まとめ:「仕事に行きたくない」時は絶対に無理してはダメ
仕事に行きたくない、と真剣に悩んでいるのであれば、無理をせずに退職・休職してゆっくり休みましょう。
我慢をすることは美徳になりませんし、自分自信を第一に考えてあげて下さい。
まずは退職して心身ともに健康な状態にしてから、今度はどうすれば安心して働けるかを模索していけば大丈夫です。
退職時のトラブルが不安な方は退職代行を利用して安全に退職しましょう。
そして、退職後の生活が不安な方は、給付金サポートを利用すれば安心です。
この記事が少しでもあなたのお役に立つことを祈っております。