次長、係長とか役職が多すぎて訳わからん。
会社に入ったばかりだと役職の上下関係についてよくわからないですよね。
挨拶や名刺交換など、順番を知っておかないと「あ、こいつビジネスマナー知らないダメなやつだな。」って思われてしまうんですよ。
会社や取引先で恥をかかないために役職の上下関係は必ず覚えておかなければなりません。
ということで今回は、
- 一般的に使われる役職名
- 役職の上下関係
- 挨拶や名刺交換の順番
などを解説していこうと思います。
自分の会社と取引先の役職だけ覚えておけばOKだよ!
一般的に使われる役職
1 | 会長(取締役会長) |
2 | 社長(代表取締役社長) |
3 | 副社長(代表取締役副社長) |
4 | 専務(取締役専務) |
5 | 常務(取締役常務) |
6 | 監査役 |
7 | 執行役員 |
8 | 部長 |
9 | 次長 |
10 | 課長 |
11 | 係長 |
12 | 主任 |
13 | 一般社員、平社員 |
というのが一般的な会社での役職ですね。
部長よりも上の人が役員となります。
このほかにも、CEO(最高経営責任者)やCTO(最高技術責任者)、局長や所長などもあります。
立場や役割は会社の規模などによって様々なので、固く考えすぎないでも大丈夫です。
とりあえずは、ビジネスマナーとして上下関係を知っておくだけでも役に立つでしょう。
部長と課長はどちらが上なのか
上で説明したように部長の方が上です。
部長は役員を除いたら立場としては最も上に位置する、という訳ですね。
課長の役割
課長は現場のトップという位置付けで、会社の成長に貢献する重要な役です。
- 部下の管理とマネジメント
- 部下を教育、指導
- 課全体を管理する
- 新しい仕事を作り、会社の代表として対外的な取引をする
主に、上記のような仕事をこなします。
部長の役割
上級管理職と言われ、現場ではなく会社全体を視野に入れて社長の経営方針をサポートする役割を持ちます。
- 複数の課を管理し、統括する
- 経営方針を部全体に指導
- 現場の管理職を教育、指導
- 現場の状況を上層部(役員)に報告
- 新しい仕事を考えて会社の代表として対外的な取引をする
などのことをします。
課長と違うのは、会社を経営する上層部と直にやりとりをするので、経営者レベルのマネジメント能力が必要になります。
課長は現場を管理する仕事で、部長は複数の現場の課長を統括して上層部との橋渡し役的な役割をしている、と理解しておけば大丈夫です。
挨拶や名刺交換の順番
ビジネスマナーとして挨拶や名刺交換は、役職の高い人から順に行っていきます。
ですから、取引先に上司と挨拶を知る際には、まず上司が挨拶と名刺交換をしてその後にあなたがする感じですね。
また、名刺交換などは「目下の人から目上の人に行う」のが一般的です。
ですから、あなたが部長・課長に挨拶する際などには、まず部長に対して名刺交換をしてその後に課長とするようにしてください。
こういったビジネスマナーの順番で出世できなくなるなどバカらしいので、最低限の知識は覚えておきましょう。
公務員の役職
では、公務員の役職についてもおまけで紹介しておきますね。
国家公務員
1 | 事務次官 |
2 | 省名審議官 |
3 | 官房長、局長、政策統括官 |
4 | 部長、統括審議官 |
5 | 次長、審議官 |
6 | 課長、参事官 |
7 | 室長、調査官 |
8 | 課長補佐、専門官 |
9 | 係長、主査 |
10 | 主任、係員 |
地方公務員
1 | 部長 |
2 | 次長 |
3 | 統括課長 |
4 | 課長 |
5 | 統括課長補佐 |
6 | 課長補佐 |
7 | 係長 |
8 | 係員 |
まとめ
会社の役職って数が多くてよくわかりませんよね。
ですが、ビジネスマナーとして上限関係を知らなければ大事な場面で恥をかくことになります。
この記事で上限関係について学習して、お偉いさん達と挨拶をする際には失礼のないように心がけましょう。
とりあえずは上下関係だけ知っておけば大丈夫!