嫌いな上司の性格をランキングにしたらTOP5には入るであろう細かい上司。
「そこまで指摘する必要ある!?」
「それを修正したところで、なんの意味があるのよ!?誰が得するのよ!?」
みたいな経験はありませんか?
細かい上司ってほんっっっっとに面倒ですよね…。
どうでも良いところまで口を挟んできて、そのせいで業務が滞って予定を狂わされる。
たまんないですよね…。
私も以前の職場で細かい上司に苦労したのですが、わかったことがあります。
細かい上司への対処法は、自分が我慢するか退職するかのどちらかです。
我慢して上司に合わせるか、会社を辞めて環境を変えるしかない。
これが私の結論ですね。
ということで今回は、
- 細かい上司に我慢して合わせる方法
- 我慢するか退職するか、結局どっちが良いのか
について解説していこうと思います。
Contents
細かい上司ってどんな人?
まずは、細かい上司にどんな傾向があるのかを見ていきましょう。
ちなみに、些細なことでも口を出すことを「マイクロマネジメント」って言うらしいですよ。
プライドが高い
自分のやり方に絶対の自信を持っているパターンです。
昔に自分が成功した方法が100点満点で正しいと思い込んでいるのでしょう。
過去の方法が今にピッタリと当てはまるわけもなく、それでも昔の栄光にすがって変化を受け入れられないのです。
また、部下を命令通りに服従させることで優越感を感じている可能性もあるので気をつけましょう。
完璧主義すぎる
1つのミスも許せない、そんなパターンです。
本人が優秀であることが多く、自分と同じレベルの仕事を部下にも求めるタイプです。
人それぞれやり方や考え方は違います。
それなのに全く同じレベルを要求するのは無理がありますよね。
ためになる箇所も多いのですが、成長する前に指摘の多さにうつになる可能性があるので注意です。
会社からの評価しか頭にない
自分の評価や査定にしか目がいかない上司ですね。
評価を落とさないために徹底的に部下を管理して、少しの予定外のミスをしないように躍起になっているのですね。
また、指示を出すことで部下の成功を自分の功績にすり替えることもあります。
部下の失敗は部下のせい、部下の成功は自分のおかげ、そんな最低の上司であるパターンが多いです。
細かく口を出すのが良い上司だと思い込んでいる
部下に細かく指示をだす=良い上司
という公式が頭に出来上がっているパターンです。
確かに部下の行動に目を配るのは、上に立つものとしては大事かもしれません。
しかし、必要以上に干渉して自分で考えることをさせないのは管理者としてどうなんでしょうかね。
ましてや、自分が仕事をしてる感を出すために意味のない指摘をする上司だと気苦労が絶えませんよね。
細かい上司に我慢するべきか退職するべきか
私の結論としては、我慢できるレベルならとりあえずは我慢するべき。
うつ病になるレベルであれば一刻も早く退職をするべき。
我慢できるなら、後ほど紹介する対処法を使ってひとまずは細かい上司に合わせるのもアリです。
どんな職場でも似たような細かい上司や同僚はいます。
そのような人に対して、どのように接するかを学ぶ良い機会でもあるからです。
ただ、うつ病セルフチェックシートで診断し、うつ病の傾向があるのならすぐに受診
しましょう。
そして、まずは休職をして療養に集中してください。
でなければ、細かい上司に精神をズタボロにされます。
自分の身を第一に考えて行動をしましょう。
細かい上司への対処法
根本的な解決にはなりませんが、対処法も紹介しておこうと思います。
細かい上司を排除するのは難しいですが、こちらが折れて歩み寄れば精神的に楽になることも多いです。
小さなことでも報告する
細かい上司は自分の知らない予定外のことを嫌います。
ですので、少しのことでも勝手な判断をせずに指示を仰ぎましょう。
上司が気にしそうなことを把握する
上で書いたことですが、ごく小さいことに指示を仰いでいては仕事が進みません。
ですので、ある程度は上司がどの辺を気にするのかを把握しましょう。
そうすれば、ここは聞いた方がいい、ここは聞かないでも大丈夫、と自分で判断をできるようになります。
ミスをしないように注意する
気をつけても起きるのがミスなのですが。
つまらない凡ミスを無くすということです。
例えば、誤字や脱字だったりの少し注意して見直したりすれば無くせるミスをしないようにする、と言うことですね。
細かい指摘にも感謝をする
誰でも自分のしたことに感謝されれば嬉しいものです。
その細かい指示が善意でも悪意でも、感謝を述べて信頼関係を築いておけば、言いがかり的なしょうもない指摘は減るでしょう。
細かい上司の部下の末路
ピーチクパーチクうるさい上司の元で、無理な我慢をし続けたらどうなるのか。
この記事を見ているあなたに無理をしてほしくないので、最悪の場合にどうなるかを紹介しておきます。
機械的な作業しかできなくなる
指示をされることに慣れ、自分で考えることをしなくなると脳みそが退化していきます。
自発的な発想力が消えてしまい、上司の操り人形になってしまいます。
何を提案してもどうせ却下される。と無力感を植え付けられ、上司の都合の良いように扱われて故障したら捨てられるのです。
向上心がなくなる
誰でも何かの目的を持って仕事をしていると思います。
しかし、細かい上司に付き合っていると、「仕事を上手くこなして成長しよう、出世しよう」なんて心意気はなくなります。
「どうすれば上司から指摘されないか。」を常に怯えながら考えて、自己成長など欠片もできなくなります。
うつ病になる
上記のようなことが合わさり、うつ病になります。
うつ病は本当に厄介な病気で、肉体的な病気であれば正しい治療と時間が治してくれますが、心の病気はそうはいきません。
どれだけ通院しても休養しても、一度壊れてしまった精神は簡単には治りません。
ブラック会社で病んだ友人がいるのですが、5年たってもまだ完治していませんからね。
休職するという選択肢も忘れないで
金銭面や世間体から、すぐに退職を決断できる人はそういないと思います。
心療内科などでうつ病の診断書があれば、休職を受け入れられる可能性は高いです。
ただ、休職と言う制度は法的な義務がなく、会社が自主的に設ける制度なので、そもそも休職という制度自体がないこともあるので要注意です。
まとめ
細かい上司を変えることはほぼ不可能です。
ですから、あなたが上司に合わせて我慢するか退職するかのどちらかしかありません。
我慢できるレベルであれば、勉強と思って上司に合わせるのもいいかもしれません。
ただ、うつ病の傾向があるのであれば、すぐに心療内科に受信して休職するか退職するかをすぐに決めましょう。
でなければ、細かい上司に身も心も壊されてしまうかもしれません。