他の国はどうなんだろ、これが普通なのかな…?
日本の労働時間の長さって海外でも有名なんです。
とあるアメリカの大学の辞書に、「カロウシ(過労死)」「ザンギョウ(残業)」が登録されるくらいですからね…。
この仕事の時間の長さは国民性が大きく関係しているのです。
良くも悪くも日本は、汗水垂らして必死に働いて質素な生活をするのが美しいという価値観が根付いています。
いわゆる”清貧“というやつですね。
その価値観を、心ない国、企業のトップが利用しているのです。
ということで今回は、日本の労働時間の長さのからくりを探っていきたいと思います。
Contents
なぜ日本の労働時間は長いのか
これにはいくつかの理由があるのです。
まぁ総じて言えば、無駄な付き合いだったり、マナーが原因となっているのですね。
必要のない会議
みなさんも経験がありませんか?
会社で、「これ何を目的に集まっているんだろ…。」ていう会議。
おママごとみたいなもので、厳格に仕事をしている空気を味わいたいのでしょう。
下の人間は断るわけにもいかずに、無駄に時間を浪費されて労働時間が伸びてしまうわけです。
無駄な会議にために無駄な資料を作る、わけがわからないよ。
無駄なマナー
始業時間の30分前には会社に来るのが常識だ、とか。
上司が残業しているから先に帰るわけにはいかない、とか。
無駄であると分かっていてもやらざるを得ないマナーってありますよね。
マナー講師などがいい例で、日本って本当に意味のないマナーやしきたりが多すぎるんです。
しきたり、それ自体は昔からの歴史が育んだ文化とも言えます。
しかし、お辞儀は〇〇度の角度でしましょう、とか。
ビールを注ぐときはラベルを上にしましょう、とか。
クッソどうでもいいのが多すぎるんですよ。
そんなものを覚えさせるより、もっと重要なことが他にあるだろって感じですよね。
長く働く=偉い、という謎の価値観
日本の上の世代の多くは、長時間働くことこそが優秀な人間だと思っています。
同じ作業ならば短時間で終わった方がもちろん、いいに決まってますよね?
それなのに効率よくパパッと仕事を終わらせる人は評価されずに、愛想良くだらだら仕事をしている方が評価されることもあります。
最近はそういった意識も少しづつ改善はされていますが、いまだにそういった話をよく聞くのですよね。
長時間労働によるリスク
近年、社会問題にもなってきた過労死。
この豊かな時代に過労死なんておかしな話ですよね。
長時間労働によって脳が正常な判断ができなくなり、結果として会社のために死ぬまで働いてしまう。
本当にブラック企業には嫌気がさしますよね。
根底にある原因
これは、日本人に根付いてる教育が原因だと思います。
小学校の頃から、自分の意見をいう人間よりも教員に従う子を評価する傾向があります。
これは自由意志を剥奪して、都合のいい人間を育てる間違った教育です。
実は労働時間が減少しているデータも?
OECDなどの統計で、日本の労働時間が減少しているというデータもあります。
しかし、これは非正規雇用のパートなども含めた数字なんですね。
正社員の男性に絞った統計では、日本はバッチリナンバーワンになっています。
不名誉なことですけれどね。
会社に頼らずに個人で生き抜こう
社員のことを考えてくれてお互い様な関係であればいいのですが、一方的に社員をこき使う経営者も少なくありません。
ですので、これからの時代は社員と経営者が対等な立場であることを目指すべきです。
自分で技術を磨いて、向こうから「会社に居てくれ!」というようにですね。
仕事の時間を長くするのであれば、それ相応の待遇を要求できたり、気に食わなくなればいつでも別の会社に行けるようにしておきましょう。
まだまだ日本は遅れていますね。企業の上層にいる古い考えの方々が丸々入れ替わる頃には、もう少し良くなっているんでしょうか?
私の旦那も長時間残業していて気の毒です。皮肉にも残業代で家計が成り立っているのですが(笑)
長時間残業!大変ですね(汗
残業で生活費が稼げるのも確かですが、働き方改革で
もしかするとこれからの時代厳しいかもしれません・・・
なんとか頑張って乗り越えましょう!(^^)