仕事のストレスから出社できなくなり、退職しようか悩んでいませんか?
この記事では、
- 出社拒否になる人によくある危険な症状
- 出社拒否になる原因
- 出社拒否から退職する方法
上記のようなことについて解説していきます。
現在、出社できないほど辛い方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
Contents
出社拒否でよく見られる3つの危険な症状
まずは、出社拒否をする方によく見られる危険な症状について紹介します。
以下のような症状に当てはまる方は、精神的にダメージを受けている可能性が高いので注意しましょう。
- 朝起きると体が思うように動かない
- 出勤途中で欠勤連絡をする
- 休日に何もする気が起きない
朝起きると体が思うように動かない
まず1つ目の危険な症状は、朝起きると体が思うように動かないことです。
「出勤しなければ…。」
と思いつつも、なぜか行動できずに時間だけが経っていく。
そして、結局は会社に欠勤の連絡を入れて、自己嫌悪してしまう。
出勤途中で欠勤連絡をする
これも、1つ目と似ているのですが、せっかく家を出て会社に向かおうとしているのに、
なぜか行きたくなさすぎて、欠勤連絡をしてしまうのもよくある症状です。
出勤するのは嫌だけど、なんとかして家を出るまでは頑張ったけれど、
だんだんと会社に近づくにつれてストレスが大きくなり、立ち止まってしまうのでしょう。
休日に何もする気が起きない
休日に何もする気が起きないのも、危険な症状の一つです。
普通であれば、平日は仕事を頑張る代わりに、休日は趣味などでリフレッシュします。
しかし、出社拒否してしまうような方は、常に仕事の悩みが頭から離れずに、
せっかくの休日も遊ぶ気になれず、ずっと布団の上で過ごしたりしてしまいます。
出社拒否になってしまう4つの原因
では、なぜ多くの人は出社拒否症になってしまうのでしょうか。
その原因について解説していこうと思います。
出社拒否症の原因としては、主に以下のようなものがあります。
- 自身の能力以上の仕事を任される
- 職場の人間関係が悪い
- 仕事でミスを何度もしている
- 長時間労働やパワハラを受けている
自身の能力以上の仕事を任される
出社拒否症になってしまう原因の1つ目は、
自身の能力以上の仕事を任されてしまうことです。
これは本人に問題があるわけではなく、上司の指示ミスによるものが原因でしょう。
できないことを任されても当然成功するわけがなく、その原因を本人のせいにされたら仕事が嫌になるのも仕方ありません。
職場の人間関係が悪い
職場の人間関係の悪さも出社拒否症になる原因です。
仕事の悩みのほとんどは人間関係である、と言われるくらい職場の人間関係は重要です。
仕事でのちょっとした悩みやトラブルなど、人間関係が悪い職場だと気軽に相談もできません。
仕事でミスを何度もしている
仕事でミスを何度もしていると、出社拒否になりやすいです。
ミスは誰にでもあるもので仕方ない側面もあります。
しかし、人によっては責任を感じて、必要以上に落ち込む人もいるでしょう。
ミスをして落ち込んで、次は失敗しないように焦ってさらにミスを繰り返す。
これを何度も繰り返していると、自信がなくなり仕事が嫌になってしまうかもしれません。
長時間労働やパワハラを受けている
長時間労働やパワハラなどは、たまにであればそこまで影響はないでしょう。
しかし、少しずつ、確実に本人にダメージを蓄積して、気づいた時には手遅れになるケースが多いです。
また、日本社会では我慢が美徳とされる価値観があり、どんなに辛くても、
「これくらい普通のことだから、甘えてはいけない…!」
というように、自分で自分を責める方も多いので要注意です。
出社拒否から退職する2つの方法
では、出社拒否をしているときに、退職をする2つの方法について解説していきます。
今、仕事に行けずに退職しようか迷ってる方は参考にしてみてください。
退職する方法は以下の通りです。
- 自分で退職を申し出る
- 退職代行を使う
自分で退職を申し出る
1つ目の退職方法は、自分で申し出ることです。
確かに、自分の口から上司に退職を言えないから悩んでいるのだと思います。
そのような時は、退職届を郵送して辞めるのがいいでしょう。
労働者には「退職の自由」がある、辞めたいときは「退職届」を。 雇用の期間に定めがないときは、解約(=退職)の申入れから2週間が経過すると雇用契約が終了する(民法第627条第1項)。
引用:労働相談Q&A
上記のように、退職を申し出て2週間経てば自動的に退職できます。
2週間は有給が残っていれば消化し、もし有給がなくとも欠勤扱いにしてもらえれば大丈夫です。
ちなみに、退職届を送るときは内容証明郵便で送れば確実です。
退職代行を使う
もう1つの方法は、退職代行を使うことです。
退職したいけど、精神的に疲れ果てて何も気力が湧かない方向けの方法ですね。
退職代行とはその名前の通り、会社との退職に関するやりとりを全て代行してくれるサービスのことです。
つまり、退職代行を利用すれば、
- 今日から出勤せずに、
- 職場の人と一切連絡せずに、
- 家でじっとしているだけで、
スパッと退職できます。
って思うかもしれませんが、その考えは大間違い。
そのように自分を責める社会のせいで、これまで多くの人がうつ病などで、会社に人生を壊され悲惨な目に遭っています。
ですから、今にも潰れてしまいそうなほど辛い方は、無理せずに退職代行に相談してみてください。
退職代行の仕組みなどを詳しく知りたい方は下記を参考にしてください。
出社拒否して退職するときの注意点
出社拒否して退職するときの注意点についても解説しておきます。
主に以下の点に注意しましょう。
- 退職に罪悪感を持たないようにする
- 無理せずに病院で診断を受ける
退職に罪悪感を持たないようにする
精神的にダメージを受けて出社できなくなる方は、退職時に罪悪感を持つ方が多い傾向にあります。
この記事で何度か言っていますが、
退職は労働者の正当な権利です。
例え、退職理由が個人的なものであっても何も問題ありません。
極端に言えば、このような理由でもいいのです。
「会社に申し訳ないし…。」
なんて思わなくていいです。
出社拒否するくらいに心が壊れているのなら、他人の都合なんて構っている場合ではありません。
会社にとっては、社員が一人減るくらいで大したダメージはないです。
ですから、決して退職時に罪悪感を持たずに胸を張って辞めるようにしましょう。
無理せずに病院で診断を受ける
また、出勤できないほど辛い時は無理せずに病院に受診しましょう。
そこまで辛い状況であれば、うつ病などの精神病を患っている可能性が高いです。
精神病だと判断されれば、診断書を持って休職するという手段も取れます。
出勤拒否症なら無理せずに退職を!
出勤拒否症になっている方は、絶対に無理をしないようにしましょう。
まずは、メンタルクリニックなどに受診し、診断書をもらってから、
休職か退職かを考えればいいいです。
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