「会社辞めたいけど、辞めたら人生終わりそうで怖い…。」
「毎日、悩みを解決するためにスマホで検索しているけれど解決できない。」
この記事を今読んでいるあなたは上記のような現状ではないでしょうか。
辞めたいけれど辞められない。
私も昔同じように悩んでいたので分かりますが、辛いですよね…。
ですが、ハッキリ言います。
会社を辞めても人生終わりません、終わるわけがありません。
とはいえ、根拠なく言われても納得できないと思うので本記事では、
- 会社を辞めても人生終わらない理由
- 退職後にどうすればいいのか
- 退職する勇気を持てない時の対策
上記を解説していきます。
Contents
会社を辞めたら人生終わり?は嘘
「会社を辞めたら人生終わり」っていうのは真っ赤な嘘です。
そもそも人生はそんな簡単に終わりません。
退職くらいで人生が終わるなら、私を含め世の中の大半の人が人生終わっています。
「会社を辞めたら人生が終わる」というのは、あなたの勝手な思い込みなのです。
あなたが「仕事を辞めたら人生が終わり」だと思い込んでしまう3つの理由
あなたが仕事を辞めたら人生終わりだと思い込むのには3つの理由があります。
それぞれ解説していきますね。
- みんながそう言っているから
- 退職の経験がないから
- 変化を恐れて行動しない言い訳にしているから
みんながそう言っているから
あなたが最初仕事を辞めたいと思った時に誰かに相談しませんでしたか?
そして、以下のようなことを言われませんでしたか?
- 「会社を辞めてどうするの?」
- 「せめて数年くらい我慢しようよ」
- 「今辞めるのはもったいないよ」
- 「そんな簡単に辞めたらこれから先の人生終わるよ?」
上記のように、退職に対して不安を煽るようなネガティブな意見を聞いてせいで、仕事を辞めたら人生が終わると思い込んでしまったのかもしれません。
昔の日本では、同じ会社で定年まで働く終身雇用制度が一般的でした。
終身雇用制度がある中では、最初に入社した会社でひたすら働くのが理想とされましたからね。
そのため、今でも退職に対して否定的に思う人が多いのでしょう。
ひどい時は退職者を裏切り者扱いする人もいます…。
退職が裏切りと思われるのはなぜ?根本の原因から対処法まで解説
退職の経験がないから
一つの会社でしか働いた経験がない方は、退職後にどうなるのかが分かりません。
そのため、最悪の想像をしてしまって勝手に、「人生が終わる」と思い込んでしまっていたのでしょう。
- 仕事を辞めたらもうどこにも雇ってもらえないかもしれない
- 一生無職になるかもしれない
- 生活するお金がなくなるかもしれない
って感じで、ネガティブな妄想に支配されていませんか?
変化を恐れて行動しない言い訳にしているから
人って基本的に変化を嫌って今の状況に執着しがちです。
このことを心理学で、「現状維持バイアス」と呼びます。
たとえ有益であったとしても、知らないものや経験したことのないものを受け入れることに心理的な抵抗が生じ、現在の状況に固執してしまう傾向(バイアス)。
人が意思決定をするときに強い影響力を持つ心理傾向であり、現状から未知の状態に変化することを「安定した現状が無くなってしまう損失」と認識する心理が影響している。
退職すれば自分にとって有益な行動かもしれないのに「退職したら人生終わる」と思い込んで、行動しない言い訳にしているのですね。
「今の仕事は辛いけど、辞めたらもっと悪い状況になる。」
「だから、退職しないのが正解だ、そうに違いない…。」
↑のように、現状維持しようとする本能に操られています。
会社を辞めたいと思う人の退職理由TOP5
では、仕事を辞めたいと思うのなぜでしょうか。
キャリアバイブル(運営会社:株式会社NEXER)により、現在会社に勤めている全国の男女1000人を対象として実施されたアンケートをもとに探っていこうと思います。
- 給与が低い
- 将来への不安
- 仕事内容
- 上司との人間関係
- 同僚との人間関係
給与が低い
仕事の悩み第1位は、給与の低さでした。
給料が高ければ、多少の苦労でも我慢できます。
しかし、労力に見合わない給与しかもらえないのであれば仕事を辞めたいと思うのは当然です。
1991年から現代まで30年もの間日本の給与は横ばいで、税金ばかり高くなっているのは有名な話。
しかも、スマホなども普及して生活にかかるコストも上昇しています。
実態を知らない年寄りは、「俺が若い頃は給与が安くても必死に働いたぞ!今の若者はたるんどる!」と平気で叫びます。
参考記事:「20年上がらない日本の給料」より衝撃の事実、“手取り”はガタ落ちしていた
いくら頑張っても生活は楽にならない。
こんな状況では仕事を辞めようとするのも仕方ありませんね。
将来への不安
第2位は、将来への不安です。
- 会社の業績が不安
- 将来性のない業界でこれから先が不透明
- 給与が上昇する見込みがない
自身の将来と会社の将来性2つの意味で不安に思っているのではないでしょうか。
まずは企業が社員に対して、「ここで懸命に働けば将来的に安心だ!」と未来への展望を示さなければいけません。
そうでなければ、労働者は将来を悲観して転職や退職しようとしても仕方ありませんね。
仕事内容
第3位、仕事内容への不満でした。
仕事内容に関して、主に以下のように思っている方が多いようです。
- 希望しない部署への配属でストレスが多い
- 慣れない環境で業務を覚えるのが難しい
- 仕事が多すぎてキャパオーバーしている
- 適性がない仕事をしている
苦労に見合う給与をもらっていれば、まだ我慢できます。
しかし、先ほど解説したように日本の給与の低さは先進国で最低レベル。
給料も低いし、仕事内容にも不満があれば、会社を辞めたくなるのは当然ですね。
上司との人間関係
第4位は、上司との人間関係でした。
職場で上司と良い関係が築けないと最悪ですよね。
毎日、顔を合わせなければいけないし、下手に逆らうと職場で干される危険もある。
話の分かる上司なら良いのですが、気分屋で理屈の通じない上司とか頭が痛くなります。
同僚との人間関係
第5位は、同僚との人間関係でした。
職場の同僚と過ごす時間って、下手すれば家族と過ごす時間を越えます。
そのため、同僚と良好な人間関係を構築できなければストレスが溜まってやってられません。
気軽に雑談や愚痴を言い合えるような同僚がいれば、仕事もやりやすいのですが…。
仕事を辞めたいと思ったら、むしろ辞めない方が人生終わる
仕事が辛くてどうしようもないほどストレスを抱えているのであれば、今すぐ退職しなければ人生終わります。
我慢を続けると、いずれうつ病などの精神病になって下手すれば廃人コース一直線。
何度も繰り返し言っていますが、
会社を辞めたら人生が終わり、ではなく「会社を辞めなければ人生が終わる」です。
今のあなたのようにネットで必死に検索して解決策を模索しているほど仕事への悩みが深いのであれば、もうすでに心が壊れかかっています。
あなたが無理してまで今の会社に貢献する必要はありません。
会社を退職したくらいで人生は終わりません。
世の中には色々な会社があり、必ずあなたが満足して働ける環境が見つかります。
小手先のストレス発散法では根本の悩みは解決しない
ネット上では、「仕事の悩みを忘れるために〇〇を試してみよう!」なんて記事がたくさんあります。
しかし、そんな小手先の方法では何も解決しません。
私も↓のような方法を試してみましたが無駄でした。
- 自然の中でリフレッシュ
- 適度な運動
- 規則正しい生活を心がける
- 誰かに悩みを相談する
- 趣味に打ち込む
結局、仕事を辞めたいほどの深い悩みは退職しなければ解消できません。
多少は気が紛れるかもしれませんが、根本の原因は解決できなく問題を先送りしているだけです。
そして、辞めるなら早い方がいい。
年齢が若い方が転職を含め、次の環境に移りやすいですからね。
退職後、療養に集中するための方法
辞めた方がいい、と言われてもやはり色々と不安がありますよね。
そこで、実際に会社を辞めた後に何をすればいいのかを解説します。
あなたの退職後の不安を取り除くので安心してください。
- まずは生活費の確保をする
- 保険や年金の申請をする
- ゆっくり休む
- これからのことを考える
まずは生活費の確保をする
まずは、今まで通り生活できるように生活費を確保しましょう。
日本では失業者に対する給付金がいくつかあるので、それを利用すれば大丈夫です。
- 住宅確保給付金…申請先は市役所
- 失業手当…申請先はハローワーク
住宅確保給金は、失業者に対して3ヶ月間の家賃補助を行ってくれます。
そして、失業保険は失業後に3ヶ月以上の期間、今までもらっていた給与の8割を支給してくれる。
※失業保険の支給期間は、勤続年数や雇用形態で変化します。
とりあえず、上記の2つは簡単に受給できるので必ず申請しておきましょう。
保険や年金の申請をする
正社員として会社に所属していたのであれば、国民健康保険と国民年金への変更申請が必要になります。
市役所に行って指示通りに申請すればOK。
ちなみに、しばらく無職として過ごすのであれば、年金の免除申請もしておくのをおすすめします。
退職後の各種手続きを詳しく知りたい方は↓のサイトで解説しているので参考にしてください。
>>退職後にやるべきこととは?退職後やるべきことチェックリスト
ゆっくり休む
住宅確保給付金と失業手当で生活費を確保して、保険と年金の申請を済ませればもう安心です。
あとは、心が落ち着くまでゆっくり休みましょう。
「周りは働いているのに俺だけゆっくり休んでていいのかな…。」
って感じで働いていない無職の状況では、何となく罪悪感が湧くかもしれませんが焦ってはいけません。
まずは心の平穏を取り戻さなければ、何を考えてもネガティブでろくな答えしか出ませんからね。
これからのことを考える
ゆっくり休んで心が落ち着いたら、これから先どう生きるのかを考えましょう。
「どの仕事にしようかな?」
「どの会社にしようかな?」
ではなく、「どう生きたいか。」を考えてください。
会社や仕事を人生の中心にしてはいけません。
先に「自分のやりたいこと。」を設定して、その次に会社や仕事を考えましょう。
- 「そこまで稼がなくていいからマイペースでストレスなく生活する。」と目標を設定
- 会社員では無理だと思ったので、副業ビジネスでの稼ぎを目指す
- 副業ビジネスをしながら、コンビニで2年間アルバイト
- 成果が出てきたので、副業ビジネスを本業にする
上記のようなステップで進みました。
最初は周りからも、「普通に働けよ。」って批判もありましたが、今ではあの時勇気を出して会社員を諦めて良かったと思っています。
退職する勇気を持てない時の対策
ここまで読んでいただき、退職への不安感もかなり抑えられたと思います。
ですが、
「退職したいけど言い出せない。」
「上司が退職をさせてくれない。」
そんな方は、退職代行サービスを利用すれば今すぐ会社に連絡もせずに仕事を辞められます。
退職代行(たいしょくだいこう)とは、何らかの理由で労働者が会社を退職できない、退職したいと言えない場合に、労働者に代わって退職の意思表示を行うサービスのこと。
https://twitter.com/dnctony/status/1512249709054013442?s=20&t=XTijUGM2V-pXnmBgNznDKA
全く知らない人が聞くと、「退職を代行?詐欺じゃないの…?」って思いそうですが違います。
日本の退職の難しさとトラブルの多さから、ここ数年で市場が伸びてきているサービスです。
退職を決心していて行動できずに悩むのはマジで時間の無駄。
今のままでは、ズルズルと昔の私と同じように辛い毎日が続きます。
とりあえずLINEで無料相談できるので、それだけでもしてみましょう。
\24時間LINEで無料相談可能!/
退職代行について仕組みなど、もっと詳しく知りたい方は↓の記事で解説しているので参考にどうぞ。
まとめ:退職せずに人生終わる前に仕事を辞めましょう
会社を辞めたら人生が終わりではありません、むしろ退職しないと人生が終わります。
今のあなたのように辛すぎてネットで解決策を探すほど悩んでいるのであれば、いずれ精神を病んで取り返しがつかなくなります。
あなたは、「退職したら人生が終わる。」と、以下の3つの理由で思い込んでいるだけです。
- みんながそう言っている
- 退職の経験がない
- 変化を恐れて行動しない言い訳にしている
そして、退職後は以下の方法で心と身体を休めましょう。
- まずは生活費の確保をする
- 保険や年金の申請をする
- ゆっくり休む
- これからのことを考える
上司に退職を言い出しにくい、辞めさせてくれない時は退職代行サービスを利用すればすぐに退職可能です。
これで退職までの悩みや不安は除去できたと思いますが、不明な点など聞きたいことがあればコメント欄にどうぞ。
できるだけ早く返信するよう心がけます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。